teeth mine 岐阜クリニック
〒500-8175〈予約制〉
平日11:00~19:30
土曜10:00~19:00
〈休診日〉 水・日・祝
〈お問い合わせ〉
0120-11-9990
お子さまが見た目を気にしておられるとのことですので、周りが思う以上にお子さま自身が
深刻に考えておられるのでしょう。
中学生ともなると見た目をキニする多感な年頃です。
お子さまの気持ちをよく聞いていただき、ご家族で話し合っていただくことが一番です。
専門医を受診し、お子さまのお口について治療法や費用などの情報を集めたりした上で
ご家族でよくご相談されてはいかがでしょうか?
H31.3.19
A:お父さまが受け口だったとのことですので、お子さまは遺伝的要因が考えられます。
これは、自然に治ることは少ないと言われています。
お母さまは、矯正治療中の痛みがご心配とのことですが、
矯正治療期間中ずっと痛みが続くわけではなく、数日間でおさまります。
『痛み』だけでなく、治療をすることで手に入れることのできる
受け口が治った先をイメージして矯正治療をするかどうかをお考えいただくと
よいでしょう。
H31.3.12
お母さまが子どもだったころに比べると一般的になった矯正治療は、特別なことでは
ありません。
目が悪ければメガネをかけるように歯ならびが悪ければ矯正治療をつけることと同じと
まずお母さまご自身が矯正治療に対するお考えをプラスへと
変えていただくことから始められてはいかがでしょうか。
teethmineでは、学校の先生へ矯正治療についてお知らせのお手紙を用意しております。
この手紙がきっかけとなり、タンニンの先生がクラス全員に矯正治療(装置)を
受けいれるお話しをしていただいたこともありますので、ご安心下さい。
H31.02.19
装置は、しっかりとはめて使っているとどうしても汚れやにおいがつきます。
とくににおいがつくと装置をはめることをお子さまが嫌がり、はめなくなってしまいますから
においがつかないように手入れをしてあげてください。
手入れの仕方は、歯みがきの時にいっしょに装置をしっかりとブラシでみがき、
専用の洗浄剤を使い清潔に保つようにしましょう。
H30.2.12
最近は、むし歯や歯周病の予防をしてお口のケアをする歯科医院が増えてきました。
そのため、世の中全体が『予防意識』が高まり、予防のために歯科医院へ通うことが
当たり前になってきました。
昔と比べ「一人あたりのむし歯になる本数」もずい分と減りました。
予防を掲げている多くの歯科医院でゃ、
・ブラッシング練習
・仕上げ磨きのアドバイス
・口の中の健診
・磨き残しの染め出し
・歯と口のそうじ
・フッ素塗布
・シーラント
を行います。
teethmineでは、お子さまお一人に専門の資格を持った歯科衛生士が担当となり、継続して
お口を守るためのサポートをしています。
常に同じ歯科衛生士が担当することでお子さまのライフスタイルとお子さまのお口に合ったケアを
行っております。
小さなむし歯のないうちからプロのケアとお家でのダブルケアを習慣にしていくことが
一般的になりました。
H30.1.29
矯正治療では、装置の種類によってはコバルト・クロム・ニッケル・鉄など
様々な金属を使うことがあります。
teethmineでは、金属アレルギーがご心配な方へは、
アレルギー検査をおすすめしています。
ご希望があれば、検査のできる皮膚科をご紹介させていただいております。
金属アレルギー検査の結果により、アレルギーのある方でもつけることのできる装置を
ご用意することもできますので
安心して矯正治療を受けていただくことができます。
H30.1.22
歯科医師法で診療科目については、「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「口腔外科」の
4科目を自由に治療をすることが認められています。
歯科医師免許取得後、更に矯正歯科を専門的に学び豊富な経験と技術を兼ねそなえた
歯科医師が治療を行っているところが矯正専門医院です。
内科、外科、耳鼻科、眼科など医師と同じようにそれぞれの専門分野を掲げていると言えます。
更に、teethmineの院長、副院長は日本矯正歯科学会の認定医・指導医の資格を
持っております。
日本で矯正治療を行う歯科医師は約2万人いるとされていますが、認定医はそのうち約3千人、
指導医は約300人です。岐阜市内ですと、16人しかいません。
厳しい審査、更新が必要な認定資格で矯正治療についての最新動向や技術を学び、
実践していないと認められないのです。
「どこで治療をするか」迷っておられる方は、クリニック選びの目安にして
いただくとよいでしょう。
H30.1.15
矯正治療を始めるタイミングは、お子さまの歯の生え変わりや歯ならびの状態によって
違いがあります。
早ければ良いというものでもありません。
治療スタートの最適な時期を見極めることが大切ですが、そのためには、
矯正専門医のチェックを受けることをおすすめします。
『ベストタイミング』を逃すことなく矯正治療をスタートすることができます。
そういった意味では受診は早い方が良いといえます。
H30.12.18
お母さまが「女の子だけ」と考えるお気持ちもよくわかります。
歯ならびは、見た目だけでなく、むし歯、歯ぐきの健康、食べ方、話し方、体全体に
影響します。
このお子さまにとって矯正治療は必要かどうかをよくお考えになられて決めていただくことが
1番よいでしょう。
H30.12.12
10代はむずかしい時期で、ご家族からそのようなお話しを聞くことは
よくあります。
治療を続けるかどうか迷っておられるとのことでしたが
『お子さまのために』と始められたことです。
中途半端にせず気長に続けるよう見守ってあげてください。
自分のことは自分で考える力をつけるようサポートしてあげてください。
自分のこととして考えることができるようになった時、装置の管理も
自分でできるようになっているでしょう。
H30.11.27
お母さまの子どもの頃に比べて、今では、矯正治療は一般的になったため、
最近では中学生のお子さまたちでも矯正装置を付けることに抵抗はなくなっているようです。
矯正装置も進歩し、今ではインビザラインという透明なマウスピースタイプが
主流になりつつあります。
透明のため目立ちにくく装着していても気づかれにくい装置です。
「矯正治療はしたいけれど周りの目が気になる」という方には
おすすめの最新の矯正装置です。
H30.11.13
矯正治療を始めるために『精密検査』は不可欠です。
レントゲン写真、顔・口腔写真、歯列の歯型取りや、顎の位置関係、歯ならび、骨格のバランスを
調べます。
teethmineでは、4歳のお子さまでも上手に受けることができます。
専門のスタッフがつきそいお子さまの様子を見ながら検査をすすめていきますので
どうぞご安心ください。
H30.10.23
遠方のため、通院が難しいとのことであれば、転居先への転院の手続きを取ることになります。
転院の手続きの準備には時間が必要になりますので、通院中の歯科医院へ早めに
ご相談していただくとよいでしょう。
teethmineは、京都市内と岐阜市内との2ヶ所にクリニックがあります。
京都クリニックはJR京都駅より地下鉄で約15分。
交通の便も良く関西方面への転居でしたら京都クリニックへの転院ですと
転院の手続きもスムーズで追加の治療費も必要ありませんので
安心して治療の続きを受けていただくことができるのでおすすめです。
H30.10.16
早急に乳歯を抜く話が先生からなければ、自然に抜けるまで待っても問題ありません。
矯正治療中に乳歯が残っていても構いません。
矯正装置がつくまでに検査や、装置の準備の期間中に
乳歯が抜けることもあるかとおもいますので、同時進行でテンポよく進めていくことも
できます。
H30.10.9
通院は、1ヵ月に1回のペースが目安です。
部活、塾、習いごと、模試と忙しそうですが、その中で上手に時間を作って
みなさま通院されています。
中学生になると送迎する保護者の方との予定も合いにくくなりますが、お子さまお一人で
通院をしていただいても構いません。
また、はじめはお一人で来院され、治療が終わる頃に保護者の方がお迎えに来る方も
大勢いらっしゃいます。
このように時間のない中でテンポよく治療を進めるためにもteethmineでは、
担当のクリニカル・コーディネーターがお子さまのライフスタイルに合わせて通院ペースの
アドバイスをさせていただいております。
安心して通院してください。
H30.9.25
A:日本学校歯科医会で定められている基準に基づき学校歯科健診は行われます。
近年『お口の健康は全身の健康の源』と言われ、口の健康への関心が高まっています。
そして平成7年には、健診項目に新しく『歯ならび・かみ合わせ』が加えられました。
学校歯科健診は、スクリーニング検査(ふるいわけ)です。
一般歯科は、むし歯の治療や予防、抜歯、入れ歯など歯に関する治療を専門にしています。
歯ならびやかみ合わせは、矯正専門医院を受診していただくとよいでしょう。
専門の先生は成長とともに変化するお子さまの歯ならびについての知識も豊富です。
このまま様子を見ていても良いかどうかについてのアドバイスも聞いていただくことが
できます。
H30.9.18
A:歯ならびやかみ合わせ改善のための『歯の移動期間』が終わると、歯の位置を維持するための
とても大切な『保定期間』が始まります。
15歳ということですので、まだまだ成長発育や親知らずの影響によって歯ならびに
変化があります。
ご家族の言うことは聞かないというお子さまもいらっしゃると思いますが、
せっかく頑張って通ってキレイな歯ならびとしっかりとしたかみ合わせを手に入れたのですから
ここであきらめることなくお子さまが保定装置を使い続けるようにご家族のあたたかい
サポートをしていただくことが一番です。
H30.8.28
担当の先生からまだ装置をつけるように指示が出ているとのことですので、先生の指示を守ることを
おすすめします。
見た目には、キレイになっているかもしれませんが、かみ合わせや永久歯への生え変わり具合、
成長発育など『ぱっと見』ではわからない問題もあります。お子さまの場合、成長期に
骨格が大きく変化することもあります。
自己判断せず専門の先生の判断に従いましょう。
H30.8.14
『ママ友』のようなコミュニティがあるわけでもなく、仕事場でお子さまの矯正治療の話題が
出る訳でもなく、地域での情報が少なすぎるため「よくわからない」「関心がない」と
おっしゃられるお父さまは案外多いものです。
お父さまにもご一緒に専門の矯正治療の話を聞いていただくことをおすすめします。
始めは「渋々」で来院されたお父さまも専門家の話を聞くうちに興味深く
「おもしろかった!こんなに歯のことについて話を聞いたり考えたことは始めてです」と
熱心にお話しに参加されることがほとんどです。
待合室にはteethmineの送迎のお父さまであふれかえっています。
H30.7.24
H30.6.26
矯正治療は自然分娩での出産、予防接種やコンタクトレンズの購入と同じように健康保険適用外となり
『自由診療』となります。
高額イメージのある矯正治療ですが、歯ならび、かみ合わせを整えることで見た目だけでなく
機能の改善にもつながり心身共に健康で過ごすことにつながります。
お母さま方の子どものころに比べて、今では矯正治療も一般的になりました。
矯正治療をつけている小学生のお子さまもめずらしくありません。
矯正治療をしたきれいな口元はお子さまの自信にもなり、プラスになります。
『矯正治療』=『高額』と考えるのでなく矯正治療のその後に
手に入れることができることも含めて治療の価値を判断していただくとよいでしょう。
H30.7.17
矯正装置は入って間もない頃はいろいろと不具合もあります。
噛むと痛いということですが、痛みは2〜3日で次第におさまってくるので
今しばらくはこのまま様子を見ていただくとよいでしょう。
お子さまが「痛い」「装置を外してほしい」と訴えているとのことですから、
お母さまも心配や不安があると思いますが、矯正治療を前に進めていくためには
ここがしんぼうの時です。
お子さまの気が紛れるように励ましていただくとよいでしょう。
今は、食事をうどんや豆腐など柔らかいものにしたり、塩を入れたお湯でうがいをすると
痛みが和らぎますので試してみてください。
H30.7.10
A:はい。できます。
矯正治療は、そのお子さまのお口によってスタートに最適な時期があります。
お子さまへの説明や装置を見てさわってもらい治療を進めていきます。
ご自分の歯・お口のことです。小学3年生のお子さまも、興味をもってよく考えていただくことを
おすすめしています。
それでも、小学生の保護者の方は、ある程度主導権をもってベストタイミングを
逃すことなく「お子さまのために」強い気持ちを持って見守り続けていただくことが一番です。
H30.6.27
A:装置にかけるゴムのことを『顎間ゴム』と言います。
これは、装着したブラケット装置にゴムをかけることでゴムの伸縮する力を利用して、
歯ならび、かみ合わせを整えます。
矯正治療では、よく行う治療法で、めずらしいことではありません。
この『顎間ゴム』は、患者さまの協力がなくてはならないものです。
病気の際、飲み薬の処方で、医師の指示どおりに服用しなければ回復が遅くなるのと同じように、
正しい位置にかけ、使用時間を守り、ゴムの交換など担当歯科医師の指示のもと
正しく使わなければなりません。
歯ならび、かみ合わせの仕上がりにも影響しますので
始めは大変だと思いますが、頑張ってかけるようにしましょう。
H30.6.12
A:歯を動かす動的治療が終わった後でも、後戻り、成長発育、親知らず、保定装置の使用方法、
舌癖などの悪習癖などが原因で歯が動く心配があります。
そのため、歯を動かした後は、おさえの装置をつけて、経過をみていくことになります。
この「保定期間」は、とても重要な時期です。
担当医の指示に従い通院を続け保定装置を使用しましょう。
teethmineでは、保定期間中(約2年)は、3ヵ月に1度のペースで歯ならびの
後戻りと保定装置のチェック、お口のケアを行います。
又、ご自分でも毎日鏡を見て歯と口の状況を見て変化があれば
すぐに担当医にお問い合わせをしていただくとよいでしょう。
H30.5.22
A:取り外し式の装置は飲食時必ず外すようにします。
矯正装置は食べるための道具ではありません。
装置をはめたままの飲食は、装置の壊れの原因となります。
又、むし歯の原因にもなります。
先生の指示に従い大切に扱うようにしましょう。
H30.4.25
矯正装置をお口につけた日から、3日から1週間程は、痛みが続きます。
それ以降は、痛みは徐々に軽減し、軟らかい食物を食べられるようになってきます。
歯が移動して少し揺れてきますので、当分の間、繊維性の多い野菜やお肉を噛む際に痛みがあり、噛み切ることができないこともあります。
数日で普通の食事ができるようになってくるでしょう。
H30.4.17
A:無理のないペースで通っていただいて構いません。
出産後もご相談しながら通院ペースを決めていきましょう。
teethmineではベビーちゃんと一緒にお越しいただく際には、
ベビーカーで来ていただいても構いません。
授乳室、おむつ替えシートのご用意もありますので遠慮なく
ご利用ください。
H30.3.20
A:「今を一番大切にする」お子さまと、「先を見通して考える」ご家族とで
矯正治療を始めるタイミングを迷う方も大勢いらっしゃいます。
最近では装置の種類もたくさんありますし、teethmineでは、
実際に、装置を手に取ってみてもらい自分のお口に関心をもっていただく機会を
つくるようにしています。
また、最近では矯正治療をする周りの方も増えているので
矯正治療への抵抗が少なくなってきているようです。
H30.2.27
A:一般的に矯正治療には、数年を要します。
お口の状態にもよりますがわずかな歯ならびの修正であれば短期間で
矯正治療を終えることもできます。
ホワイトニングは矯正治療中は歯を移動中のためホワイトニング用のカバーが合わず
同時進行は難しいです。
歯を白くするのであれば、専用の機械を使って歯の表面についた着色汚れを
落とすことができる歯のクリーニングもあります。
teethmineでも挙式前にたくさんの方に利用していただいているメニューです。
『いつまでに』というご要望があるのであれば、早めにゆとりをもって
お越しいただくとよいでしょう。
挙式までのスケジュールに合わせてご本人にとって一番よい方法を
ご提案させていただきます。
H30.2.13
とりつけ式の矯正装置がつくと歯みがきがしにくくなり
むし歯になりやすくなりますが、お口のケアを工夫することで防ぐことができます。
teethmineでは、むし歯になりやすい体質か、なりにくい体質かを調べる
『むし歯予防★だ液検査』をすべての患者さまに行っております。
この検査の結果から担当の歯科衛生士が、その方のライフスタイルに合わせた
ケアの仕方をいくつか、ご提案させていただきます。
いつものケアにプラスワンのケアをすることでむし歯になりにくい健康なお口を
維持することができるので、どうぞ、ご安心ください。
H30.1.23
装置のネジを回すタイミングは、3日おき、1週間おきなど装置によっても様々です。
先生の指示通りにネジを回すことで治療がスムーズに進みます。
ぜひともネジを回すことを忘れずにテンポ良く治療を終わらせるようにしましょう。
そのためにもスケジュールを決めてカレンダーに印を付けたり、
お子さまであれば、毎週見ているテレビ番組の放映日に回すや、
携帯電話のスケジュール機能へ入力したりと工夫をしてみて下さい。
また、ご家庭でできそうなアイディアをお伝えするようにしますので、
お困りのことがあれば、ご相談下さい。
H29.12.26
親知らずについてはそのままでよいかどうかを心配される方が多くいらっしゃいます。
teethmineでは、親知らずのでき具合や、今後の歯ならびに影響があるかをみるために
レントゲン写真を撮り、現状についてお知らせをしています。
担当の先生から抜いた方が良いのかどうか、その時期や本数についてくわしくお話を
聞いた上で、抜くかどうかを決めております。
H29.12.19
装置をつけて口が乾くような場合には、口テープやマスクの併用をおすすめします。
市販の医療用テーピングがありますので、口元に縦に貼ることで口を開けることなく
口の乾きも防ぐことができますので、一度、お試しください。
他にも装置の使用についてお困りのことなどありましたら、
遠慮なくおたずねください。
H29.12.12
前歯の乳歯の後ろから永久歯が生えてくることは、珍しくありません。
前歯の正常な生え変わりの姿です。
小学校低学年は、乳歯から永久歯に生え変わっていく変化の時期です。
歯ならびの専門家であるteethmineでは、お子さまの生え変わりがスムーズに進むように
手をかけて見守り続けます。できる限り乳歯を抜かずにすむ方法を考え
ご提案するようにしています。
H29.11.28
痛みの感じ方は様々ですが、矯正装置の調整後は、歯を移動させるために若干の痛みがあります。
その痛みは矯正治療期間中ずっと続くわけではなく、数日間で次第におさまってきます。
teethmineの院長、副院長そしてスタッフも矯正治療の経験者です。
ご心配なことがありましたら何でも遠慮なくおたずねください。
H29.11.14
早く矯正治療を始めたからといって、その分、治療が早く終わるわけではありません。
矯正治療を始めるタイミングは、治療が一番スムーズに進む『ベストタイミング』を
見極めることが大切です。
最適な時期に治療をスタートさせることがお子さまの負担を減らすことにもつながります。
定期的に専門医のチェックを受けることで、『ベストタイミング』を逃すことなく
矯正治療をスタートすることが一番です。
H29.10.10
お子さまの矯正治療を始めるタイミングは年齢ではなく、生え変わりの状態や、
お口のタイプによって異なります。
気になることがあれば、まず専門医を受診することです。
専門医がお子さまのお口をみて矯正治療が必要かどうか、そして治療を始めるのであれば、
最適な時期を見極めてアドバイスしてくれます。
H29.9.26
はい。スポーツをしていてもブラケット装置をつけて矯正治療をすることができます。
ブラケット装置をつけて矯正治療中のオリンピック選手もたくさんいらっしゃいます。
ただ、格闘技など口もとのケガにつながるようなスポーツをする場合には、
くちびる、歯を保護するための『スポーツガード』をしていた方がより安心です。
H29.9.19
固定式の装置がつくと、歯みがきがにしくくなり、
むし歯になりやすく、毎日のお家でのケアも重要なポイントとなります。
歯ブラシの毛先をしっかりと当てるようにして装置まわりを意識しながら
今までよりも入念にみがく必要があります。
担当の歯科衛生士からの歯ブラシの当て方、動かし方、ご自分の苦手な場所などの
歯みがき練習を参考にしてお家でのケアを続けるようにしましょう。
H29.9.12
はい。精密検査時には必ずレントゲン写真を撮ります。
的確な治療方針を決め、治療計画を立てるためには、
レントゲン写真は必要不可欠なもので、この精密検査なしでは、矯正治療を
始めることはできません。
レントゲン写真を撮ることで、問題がどこにあるのかや、
成長による変化を予測することができます。
2017.8.29
矯正治療中であっても、楽器の演奏を楽しんでいただくことができます。
通院中の患者さまの中にも部活動や趣味として
フルートやトランペットなどの楽器を演奏している方がたくさんいます。
装置をとりつけると違和感を感じる方もいらっしゃいますが、じきに慣れるのでご安心ください。
2017.8.22
治療のペースは、装着する装置やお口の状態によって変わります。
早いペースで通院されたとしても、治療期間は短くなりません。
治療をスピーディーに進めるためには、先生からご提案させていただいた通院ペースで
通っていただくことが一番の近道です。
又、キャンセル等がつづくと治療が長引くことにつながりますので、ご注意ください。
お約束通りに通っていただくようにスケジュール管理をした上で、
お約束の変更は、予定が変わり次第お早めに変更のご連絡をいただくことを
おすすめいたします。
2017.8.15
心配ありません。
レントゲンは、放射線により見えないところを見えるようにする、歯科治療には欠かせない装置です。
レントゲン撮影によって得られる情報は多岐にわたっていて、特に、歯と歯の間のむし歯や歯を支える骨(歯槽骨)の状態などは、レントゲンなしでは見ることができません。
とはいえ、「レントゲンの被爆」、気になりますよね。
実は、私たちは日常生活を送りながら被爆しているのをご存知でしょうか。
日本にいて日常生活で自然に浴びる放射線の量は、平均約1.5mSvといわれています。(放射線の測定には Sv〈シーベルト〉という単位を用います。)
いっぽう、歯科用レントゲンでは、小さいデンタルレントゲンで1枚0,016〜0.039mSv、口全体が写るパノラマレントゲンでも約0.04mSvです。
つまり、デンタルレントゲン写真1枚は自然放射線の100分の1程度に過ぎません。
また、胎児に影響が出るといわれている被爆量は約100mSvといわれていますが、デンタルレントゲン写真の被爆量はその数万分の1です。さらには、防護エプロン(鉛入りの重いエプロン)も着用します。
ですから、妊婦の方でも歯科のレントゲンはほぼ問題にならないと考えてよいと思います。
ちなみに、当クリニックではレントゲン撮影機に、デジタルレントゲンを使用しています。
デジタルレントゲンは通常のものより5分の1から10分の1の放射線量で撮影できるので、お子さまや女性の方にもさらに安心です。
矯正歯科治療とダイエット・・・。直接的な効果はありません。
でも・・・,間接的な効果は期待できるかもしれません。
患者さまのなかには,矯正装置をつけてから数日間,装置の異物感と歯が動き出すときの痛みのために食事がしっかり摂れなくなる方もいらっしゃいます。
そのため,一時的に体重が落ちてしまう方もいらっしゃいますが,治療が進むにつれて異物感もなくなり,痛みも少なくなるため,体重はもとの状態に戻っていくことでしょう。
嚙み合わせが整うとフェイスラインがすっきりしてみえるため,“小顔効果”はあるでしょう。
また,矯正装置をつけていると,食後の歯磨きが習慣になるため,間食を自然に控えることにつながり,その結果,健康的に体重が落ちることは考えられます。
さらに,治療中でも嚙み合わせがよくなってしっかり噛めるようになってくると,咀嚼(そしゃく)回数が増えることにより脳にある満腹中枢が刺激され,食べ過ぎが自然に抑えられることもあるようです。
こうして考えると,矯正歯科治療とダイエットは,間接的なつながりはあるといえるのかもしれません。
ちなみに,オリコン『小顔美人ランキング』では,顔出ち、全身のバランス、ファッションなど様々な面で同性から羨望の眼差しを集めた安室奈美恵さんが3連覇を達成しています。
現在矯正治療中とのことですが,矯正装置をつけておられるのであれば,そう問題はありません。
レントゲン検査や抜歯は,妊娠時期によって避けるのが望ましいですが,お口に矯正装置がついて歯を移動中であれば,妊娠されても特に差し障りはありません。
臨月までは通常通り治療を進め,来院間隔を空けながら出産の準備を優先します。
つわりがひどいときや体調がすぐれないとき,または,かかりつけの産婦人科医の指示で安静が必要になった場合には,矯正歯科治療を一時中断することもあります。
矯正歯科治療を再開するのは,出産後,母子共に落ち着いてからとなります。
妊娠に伴う体の変化などにより、矯正に集中できないかもなどのデメリット(という程のものではないですが)はあるかもしれません。
例えば,,,
・つわりが酷くて歯磨きどころではない。
・赤ちゃんのために栄養のあるものを食べようと気を使う時期でもあるのに、
治療後は歯が痛い時があるので,多少食べる物に制限が出ることもあるかもしれない。
・妊娠中から出産後にかけて,体調によっては、4〜3週間に一度の治療に通うのが難しい。
このような事は人によってはあるかもしれません。
また,妊娠中は,むし歯や歯周炎にかかりやすくなりますが、専門的口腔管理を受けられブラッシングなど自己管理されれば特に問題は無いと思います。
歯肉や歯槽骨(歯をささえているアゴの骨)に問題がなければ,50代の方でもじゅうぶんに矯正歯科治療をお受けになることが可能です。
ただ,成人の場合は骨の代謝機能が低下してきているので,小・中・高生の方の矯正治療のように歯は移動しません。
歯や歯周組織に問題があることも多いために,はじめに歯周治療を優先した後で,弱い力でゆっくりと歯の移動を進めてゆきます。そのために治療期間が長くなることもあります。
また,歯が抜けたまま長い間放置しておくと,両側の歯がすき間に倒れ込んでくることがあります。このような場合には,倒れている歯を起こして歯を歯槽骨の良い位置に移動することで,その後の「ブリッジや義歯,インプラント治療」をしやすくすることができます。
その際は,矯正治療の専門医だけでなく,それぞれの治療(歯周病,補綴治療,インプラント,顎関節症など)を担当される先生と連携して治療にあたり,患者さまにとって適した治療方法を相談しながら治療を進めてゆきます。
「前歯にすき間があいてきた。」ということですが,お話したように歯周疾患の治療も必要になる可能性もあります。
当クリニックでも、「デーモンシステム」を取り入れております。
デーモンシステムは、結紮線やエラスティック・タイなどを使わずワイヤーをブラケットスロットに固定するブラケットシステムです。
このシステムのメリットは、その構造により「歯を優しく動かす」、「摩擦が少ないので痛みが少ない」ということがあります。
ブラケットの特徴から、従来の治療方法に比べて痛みが少なく、歯本来の動きを利用して歯列矯正を行うこ とができるので治療期間が短縮できるということがいわれています。
いっぽう、デーモンシステムによる歯列矯正のデメリットとして、その構造のため現時点では裏側矯正などが できないことです。また、金属製の素材を用いているので目立ちます。上部だけ半透明の装置もでておりますが、「マウスピース矯正」や、「裏側矯正(舌側矯正)」に比べると目立ってしまうのは否めません。多少歯磨きがしにくいというのも特徴です。
当クリニックでは、
「デーモンシステム」と同じ構造で,より目立ちにくいブラケットシステム
も準備しています。
子供の頃、矯正した歯並びや咬みあわせが悪くなることが稀にあります。
原因としては、矯正治療以降に生えてきた歯(例えば「親知らず」とか)がすでに生えている歯を押したり、成長によって咬み合せが変化してきたことなどが考えられます。
再度の矯正歯科治療をお考えのようですが、今度は歯もすべて生えて、成長も終了しているために、再治療をされて、歯をしっかりと留めておく保定装置をしておけば大丈夫と考えられます。
ただし、かなり年齢が高くなると、加齢(老化等)によってある程度は歯並びや咬み合わせが悪くなることがあります。
良い歯並びや咬み合わせでも、いろいろな原因で悪くなってくることがあります。
歯が抜けると、すき間を埋めようと前後の歯が倒れてきます。
咬み合っていた歯も,骨から伸びてきます。
抜歯したところには
「ブリッジ:前後の歯を土台に橋渡しした人工の歯」や「インプラント:人口歯根」で補うので大丈夫です。
そのほか,歯周病(歯槽膿漏)になっても歯並びが崩れてくることがあります。
歯を適切に磨く習慣をつけ、歯科医院での定期的健診をお奨めします。
装置を外して「保定」に入られたとのこと,おめでとうございます。
通常の磨き方は、まず奥歯の噛む面を磨き、続いて歯の裏側そして表側を磨いていきます。
歯と歯の間は窪んでおり、横磨きするとそこの部分が磨けません。
立て磨きするよう習慣づけてください。
ワイヤーで留めてある歯の裏側は、食べ物が停滞してむし歯になりやすいので、いろいろな方向から磨いてください。
保定装置を使用しなければ、「後戻り:リラップス」する傾向があります。
できるだけ早い時期に主治医にご相談ください。
ご本人が気にされるほど悪くなっているようであれば、再治療となります。
早い時期であれば,多くの場合は短期間で治療を終えることができます。
歯並びや咬み合わせの改善のための歯の移動が終わると、新しい歯の良好な位置を維持するための「保定」が始まります。
移動完了直後の歯は,歯のまわりの骨や組織がしっかり歯を堅固に取り巻いていないため,動揺(動き)します。
そのため,「保定装置」を使用しなければ、「後戻り:リラップス」してゆきます。
通常、1年以上は毎日保定装置を使用する必要があります。その後は,夜間のみになり,2~3年で終了してゆきます。なかには,長期間の使用が必要な場合もあります。
「保定装置」をどうしても忘れてしまう場合には、固定式の保定装置に変更することを考慮しますので,主治医にご相談ください。
ご質問から推察すると、まず受け口の治療で乳歯も多くある時期(小学校低学年・混合歯列)から治療を開始された ように思われます。
乳歯の多い時期からの治療では、予想外に 顎の成長が大きかった場合や予想外に大きな永久歯が生え てきた場合には、永久歯の抜去を治療途中からご提案することがあります。
矯正歯科医は、定期的に精密検査を行ってアゴの成長過程や歯の生え替わりの様子をチェックしています。私たち矯正歯科医も、 できれば永久歯の抜去をしたくないのは当然ですが、想定外の 問題が発生しますと、その対応のために当初の説明とは異なったご提案をすることがあります。
一度、主治医によくご相談なさってみてください。
矯正歯科治療は、顎の関係を改善したり、歯を無理のない程度に少しずつ動かすために、予想以上に長引いたり逆に早く終わることがあります。
とくに、大人の矯正治療では堅い骨の中の歯を慎重に移動するため、思いのほか長引くこともあります。
ご質問からは、治療が長引く原因はわかりませんが、矯正治療の途中でむし歯の治療があったり予約の変更が続いたりすると、予定とおりに歯が移動しないこともあります。一度、主治医の先生に相談されてみてはいかがでしょうか。
矯正歯科治療は、長期間の治療なので、このような事例はよくあります。
現在通院中の医療機関へは通院不能になるため、転居先住所の連絡を入れて下さい。
今後の治療を引継ぐ矯正歯科医を主治医に探していただく必要があります。
地域によっては、適当な矯正歯科医が近辺におられない可能性がありますので、遠隔地の医療機関に通院する可能性があることもあります。
現在通院中の医療機関における治療費清算について主治医と相談して下さい。
医療機関によっては、支払った費用が返金されたり、されない場合もありますので、治療開始当初の医療機関からの書類等を確認して下さい。
通院中の医療機関にある資料が、引継ぎ先の矯正歯科医に渡るよう手配してもらって下さい。治療当初や治療中のあなたに関する資料は、引継ぎされる矯正歯科医にとって非常に重要な情報となります。
矯正の装置が入ると、十分に歯磨きをすることが困難になります。
私たち矯正歯科医は、矯正装置を入れる前に十分な歯磨き指導を行って、お口の中の爽快感を体感してもらったうえで、複雑な装置を入れてもその爽快感を維持してもらおうと考えています。
最近では、フッ素入りの歯磨き剤がほとんどで、むし歯の発現はかなり低くなってきました。
矯正治療中は、粘着性のある食物は極力避けて、食事の後は必ず歯磨きを励行するようお願いをしています。
特に、奥歯で矯正装置周辺は食物の残りが停滞しやすく、むし歯の発生や歯肉炎の原因となります。
外食される場合には、歯ブラシを持参するようにしてください。
学校などで歯磨きができにくい場合は、せめてウガイをするようにお願いします。
矯正用の歯ブラシや円錐形の歯間ブラシもありますので、複雑な装置の周辺ではこれらを併用することをお奨めします。
一般的に、マルチブラケット装置を付けて歯の移動を開始すると、歯が周囲の歯肉や骨を圧迫するので生理的な反応として、あるいは、装置が唇や頬の裏側に擦れるなどで痛みが出ます。
痛みの程度や持続期間には個人差がありますが、子供では3日間程度、成人では1週間程度痛みが持続します。
それ以降になると、痛みは徐々に軽減し、食事もできるようになってきます。
ただ、我慢できないほどの痛みが続くということであれば、歯が少し強く圧迫されているのかもしれません。早めに、先生にご相談してみてください。
矯正治療を対象とされる患者さまに装置を入れる場合、矯正歯科医は、歯が効果的に動き、痛みの少ない、見えにくい、簡単な装置を選択しようと考えます。
お嬢さんの場合は、ガタガタの歯並びや出っ歯などで多くの歯を動かさなければならないのではないかと思われます。
このような場合には、多くの歯の外側に取り付けるマルチブラケットという装置を使用するほうが、正確に迅速に多くの歯を移動させることができるため、簡単な装置を使用するよりも治療期間が短縮され、歯並びも咬み合わせも随分良くなります。
気持ちを入れ替えて、治療に望まれることを希望いたします。
将来の噛み合わせと歯並びのために抜歯をすることもあります。
お子さまの場合にはそれらを達成するために、抜歯がどうしても必要な措置ということではないでしょうか。無論、治療のための抜歯につきましては、本人そして保護者の同意のもとに行われるもので、納得いかれるまで主治医にお尋ねになってください。
大切なのは、「歯を抜く、抜かない」ではなく、治療後の状態を正確に予測し、噛み合わせと歯並びを整えてゆくことです。そのためには、どうしても抜歯しなければ治せない症例もあることを、ご理解下さい。
矯正歯科治療は長期間の治療となることが多く、歯の多くを移動させます。
さらに顎や顎関節などの変化を定期的に診て異常がないか確認しなければなりません。そのため、顔面、顎や顎関節のレントゲン撮影を定期的に行うことがあります。
レントゲンの撮影時には、被爆を最小限にとどめるために鉛で覆われた防護服を着用していただきます。
一般に、歯科用のレントゲン撮影は、日常の太陽光線などによる被爆と同じ程度の範囲内で行われていいます。
ご心配であれば主治医にお尋ねになってみてください。
一般的なむし歯などを歯科医院や病院で検査する場合、該当する歯の数本のレントゲン検査で済むことが多く、ほとんどの場合は健康保険が適用されることになります。
いっぽう、矯正歯科治療ではほとんどすべての歯を移動することが多く、上下の顎の状態も診ておかなければなりません。顎顔面の状態に加えて、顎の関節等についても診断する必要があります。
矯正歯科治療では、例外(唇顎口蓋裂、顎変形症、認められた先天的疾患等)を除き健康保険が適用されないため、患者さまの全額自己負担となってしまう関係上、高額になることをご理解ください。
いっぱんに、医療を受けられた場合、確定申告の際に「医療費控除」をすれば税金が戻ってくることがあります。
咬み合わせや歯並びを改善する矯正歯科治療も同様ですが、美容が目的の矯正歯科治療では医療費控除ができない場合があります。そのため、成人の場合は医療費控除できないことが多いようです。
「医療費控除」は所得や医療に費やした金額によって異なってきます。
詳しいことは管轄の税務署にお尋ねにならなければなりませんが、医療機関で発行された領収書は必ず保存しておいてください。
歯並びや咬み合わせ(不正咬合)が極めて悪い場合(「顎変形症といいます)、とくに上下の顎がずれていることが原因で生じた不正咬合の場合、顎の大きさや位置関係を改善することが正しい治し方といえます。
顎のズレを治療せずに、歯を動かす矯正歯科単独治療で改善しようとしても、無理があり、元の状態に戻ったり、歯の寿命を早めてしまうこともあります。
手術後は、骨の位置が変化するため、顔貌も改善します。
一般に、手術を行う場合、手術の半年から1年半くらい前にマルチブラケット装置を装着して矯正歯科治療を行い、手術後も咬み合わせの微調節を行うために、半年から1年間くらいマルチブラケット装置を装着しておきます。
これら一連の矯正歯科治療については健康保険が適用されます。
具体的には、手術をお受けになる病院で、手術の方法とリスク、予想される入院期間や回復までの期間、さらには後遺症や治療費などに関して、十分説明をおききになり、十分な理解と納得の上で治療を選択されることをお奨めいたします。
ご希望された裏側からの装置は、「リンガルブラケット装置」 です。
この装置は「他人にはほとんど判らない」という利点があります。
ウイークポイントは、装置が歯の裏側に取ついているため、舌が接触して痛みや違和感を感じること、しゃべりづらいことがあります。
上下の歯の咬みあわせによっては、「リンガルブラケット装置」を付けることが難しい場合もあります。
「リンガルブラケット装置」の調節はテクニックを要します。治療期間も若干長くなりますし、治療費も高額です。
以上のような理由から、ご相談された先生は「下は表側からの装置にしませんか。」とコメントされたのではないでしょうか?
矯正歯科医が矯正装置を選択する場合、最も効果的で目立ちにくい装置を選択していますが、患者さまの咬合状態によっては難しい場合もあります。
近年では、取り外し可能で透明な装置もありますが、最終仕上げには、従来からの「マルチブラケット装置」を併用することもあります。
高校受験をひかえられているお嬢様の矯正治療について
年齢的には、すべての歯が永久歯になっている時期と思われます。
このような場合、一般的に使用する矯正装置は、ほとんど全ての歯の表面に「ブラケット(ブレース)」と呼ばれる金具を取りつける「マルチブラケット装置」を使用します。
「ブラケット(ブレース)」には、「金属」、白くて目立ちにくい「セラミックブラケット・人工サファイアブラケット」、表から見えない「リンガルブラケット」があります。
マルチブラケット装置をつけると、はじめのうち、歯を圧迫して移動するため、子供では2~3日、大人では1週間程度の違和感や痛みが続き、硬い食物を口にできないようですが、徐々に痛みも収まり、元の食生活に戻ることができます。
通院ごとに装置を調節するため、再び痛みや圧迫感がでますが、軽減していきます。
受験期はご本人にとっても大切な時期と思います。少しでも(治療などの)ストレスを回避することが必要かもしれません。
ご本人が治療を受けたい強い意思があれば、治療と勉学の両立は可能ですし、受験後に治療を開始されても、不都合はないと思います。
ご結婚おめでとうございます。
ご結婚と矯正治療については,「時期」と「場所」をお考えになられてはいかがでしょう。
矯正治療は,いくつになられても始めることが可能といえます。
結婚を機に転居されるのであれば、結婚・転居後など,落ち着かれてから矯正歯科治療を受けられることをお奨めいたします。
なお,県外での良い矯正歯科医の見つけ方ですが、「日本臨床矯正歯科医会」のホームページには、全国の矯正歯科医で認定医以上の方が検索できるようになっていますので、ご参考になられてはいかがでしょう。
矯正歯科治療を受けることで、顎や歯を動かして歯並びを整え、咬み合わせを改善することで、健康で美しい歯列とバランスのとれた顔貌を獲得することにより,健やかな人生をおくることができます。
治療のデメリットとしては、以下のようなことがあげられますが、性差,年齢や時期によって異なり,個人差もあります。
・少しずつ顎や歯を動かすために、長期間の治療となることがあります。
・健康保険が適用されない、自費治療(患者さまの全額負担)
となるため、高額になることがあります。
・個人差がありますが、装置を装着すると違和感や圧迫感があります。
来院調節ごとに、違和感を感じられる方もおられます。
・やむを得ず、健康な歯を抜くことがあります。 等々です。
矯正歯科を受診され詳しくお聞きになられたうえで、矯正歯科治療を始めるかどうかお決めになることをお奨めいたします。
日本矯正歯科学会では資格制度を実施しています。審査に合格した先生に対しては、一定以上の知識と技術を取得していると認定しています。
認定医の資格をもつ先生は、5年以上の矯正歯科の学識、技術および臨床経験を有しています。
指導医は12年以上の研究、教育および臨床経験を有しており、多くは大学に所属しています。
専門医はさらに高度な学識、技術はもとより豊富な臨床経験等を有している先生を認定しています。
また,これらの資格を保有されていない矯正歯科医においても、高い学識や技術,臨床経験を有している先生も多くおられます。
ご結婚おめでとうございます。
ご結婚と矯正治療については,「時期」と「場所」をお考えになられてはいかがでしょう。
矯正治療は,いくつになられても始めることが可能といえます。
一般的に,結婚、妊娠,転居等はストレスの原因となります。
また、個人差がありますが、人によっては矯正治療も多少なりともストレスとなります。
「妊娠」については初期がもっとも大切な時期とされています。
そのため,矯正歯科治療と同時進行にならないようにしたほうが無難な方もみえます。いっぽう,ご自身が矯正治療を受けながら,元気に出産される方もおられます。
結婚を機に転居されるのであれば、結婚・転居後など,落ち着かれてから矯正歯科治療を受けられることをお奨めいたします。
なお,県外での良い矯正歯科医の見つけ方ですが、「日本臨床矯正歯科医会」のホームページには、全国の矯正歯科医で認定医以上の方が検索できるようになっていますので、ご参考になさってはいかがでしょう。
ご質問から推測して、ご友人は,ほとんど全ての歯(永久歯)の表面に金具を取り付けるマルチブラケット装置を使用されているようです。このような装置を装着した当初、歯を圧迫して移動するため、子供では2~3日、成人では1週間程度痛みが続きます。痛みや違和感には個人差があり,硬い食物も食べられない方もおられます。徐々に痛みも収まり、元の食生活に戻ることができます。通院ごと(約1か月ごと)に装置を調節するため、再び痛みがでることもありますが、そのインターバルは短くなり軽減してきます。
成績向上のため、『オリンピック選手』も矯正治療をしています。
スポーツには身体のバランスが必要とされますが、咬み合わせの改善によって体のバランスが改善されることは、多くの種目でアスリートたちの結果が証明しています。
矯正歯科治療中は歯周組織が敏感になっている時があるので、運動中でパワーを出す時に強くかみ締めると、一時的に痛みが出ることもあります。
格闘技などの場合には、歯や周囲組織、くちびる等を護るための『スポーツガード』の使用をおすすめします。
私たち矯正歯科医が矯正装置を選択する場合には、最も効果的で「目立ちにくい装置」を第一に候補に挙げます。
しかしながら、「目立ちにくい装置」といっても、患者さまと先生の間では意識のズレもあり、患者さまが満足されない場合もあります。
近年では、取り外し可能で透明なマウスピース様の装置『インヴィザライン』『クリアライナー』等もあります。簡単な歯の移動は大丈夫ですが、治療に限界があることもあり、最終仕上げの際には、『ブレース』をつけることもあります。
予後を考えると,矯正歯科治療は「成長発育期」に行うのがよいとされています。
しかしながら、幼児の場合は治療自体が困難な場合もあり、ある程度分別のつくようになって,治療することを意識できるようになってからが好ましいといえます。これには年齢的個人差もあります。
そういった意味からすると,小学生から中学生の間に治療開始することが多くなります。教科書的には,「6,7から12,3歳」がベストといえます。
いっぽう,近年では中・高年といわれる年齢の方でも治療が可能です。ただ、この年齢では成長・発育が終了しており歯の移動がゆっくりと進むために,治療期間が長くなります。
さらには,むし歯や歯周病の治療を受けていたり既に無くなっている歯がある場合も多く、治療に制約がでたり、審美的に矯正装置を見せたくないと言われる方もおられます。
一度、矯正相談を受けられ、お考えになることをお奨めいたします。
一般的に悪い歯並びや咬み合わせがあると、次のような問題が起こると考えられています。
・顎の正常な成長・発育が阻害される。
・ますます歯並びや噛み合わせが悪くなる。
・硬い食物を食べることが困難になる。
・むし歯や歯周病になりやすく、歯の寿命が短くなる。
・口元の印象が悪くなり、劣等感を感じる方もおられます。
いっぽう、「『8020』80歳で20本、自分の歯を残そう。」という歯科医師会主催のキャンペーンがありますが、
東京都や千葉県に住んでいる8020の達成者300人を調査をしたところ、ほぼ全員の咬み合わせが良好であることがわかりました。
別の調査では、咬み合わせがよくない人は、咬み合わせがいい人に比べて噛む力が半分だということが明らかになっています。
「咬み合わせや歯並びを治すのに、遅いこと(手遅れ)はありません。」
まずは、自分の口の中の状態を知ることからはじめてみて下さい。
気になるところがあれば、矯正歯科医に相談してみましょう。
また、定期的に検診に行くなど、メンテナンスを続けていくことも大切です。
矯正歯科医からみて、自然な状態で完全に美しい歯並びと咬み合わせを持つ人は稀で,多くはおられません。ほとんどの方が,何らか悪いところがあるようです。
歯並びや咬み合わせの不調和が,日常生活に支障をきたしている場合には、矯正治療の対象となります。
さらには,「出っ歯」「受け口」「口元が出ている」「交叉咬合」など、歯並びが原因で顔の審美性を問題とされ、ひいては精神的問題につながることもあります。
その際は,矯正歯科の専門医にご相談されることをお奨めします。
・顔はおおむね対称的?
・歯並びは左右対称?
・横顔で,唇がひどく出ていたり、引っ込んでいることはない?
・上の歯はすべて下の歯を覆っている?
・上下の前歯の真ん中が一致している?
・歯のガタガタや、隙間が空いていない?
・上の前歯や下の前歯が前に出ていない?
・上の前歯や下の前歯が,逆に引っ込みすぎていない?
・前歯がひどく伸び出ていない?
・食べ物が,口のなかで部分的に溜まったり、歯の間にはさまることはない?
・歯がすごくすり減っているところはない?
・口臭はある?
以上の項目から,ご自身の歯並びや咬み合わせをチェックされてはいかがでしょう?